アニメ『雲のように 風のように』の感想・レビュー お妃を目指す少女たちの逞しさが魅力!

こんにちは らっこです。

小さな頃からプリンセス系の物語にはあまり興味を持てなかったのですが、唯一好きだったアニメ『雲のように 風のように』を思い出しました。

 

 

皇帝のお妃を目指して奮闘する少女たちの姿や、皇帝の座を巡る陰謀、そして主人公と皇帝の恋模様が描かれています。

雰囲気は中華ファンタジーと表現するのが分かりやすいかと思います。

母がビデオ録画してくれたのですが、1990年にたった一度だけテレビ放映されたアニメだったそうです。

そう考えると、かなりレアですね。


 

ジブリじゃなければ誰が作ったの?

キャラクターを見ると、スタジオジブリの作品によく似ていますが、

この作品はスタジオぴえろの制作です。

なぜこんなに似ているかというと、キャラクターデザインを近藤勝也さんが担当したからです。

キャラクターデザイン・作画監督:近藤勝也

 

天空の城ラピュタ」以降のジブリ作品に多数参加。

魔女の宅急便」「海が聞こえる」では、キャラクターデザイン・作画監督を担当。

崖の上のポニョ」では作画監督と主題歌作詞を担当。

一人娘がおり、ポニョのモデルである。

 

どうりで似ているわけですね。

ただちょっと違うのは、ジブリに出てくる少女の多くは可愛く綺麗な顔立ちなのに対し、本作の主人公・銀河は田舎の少女らしい朴訥さがあります。

 

『雲のように 風のように』の見どころ

お妃候補たちのキャラクター

前半の見どころは、主人公・銀河たちが共同生活をしながらお妃学校へ通うところ。

4人部屋でわいわい過ごしていますが、性格がバラバラでかみ合わない様子がほほえましく思えます。

私がとくに好きなキャラクターを紹介したいと思います。

・世沙明(セシャーミン)

ツンツンしたタカビーな貴族のお嬢様。鏡台の前でいつも髪をとかしている。

 

・江葉(コウヨウ)

中国の少数民族のような服装をしている無口な少女。頭脳明晰で兵器の説明書も初見で読める。

 

・番外編:後宮に入るトンネルを案内するおばあさん

無口かとおもいきや…銀河を早口でまくしたてる。怖いように見えるがとってもチャーミング。

ちょっとシリアスな場面でも、彼女たちが登場するとクスっと笑えてしまいます。

 

風景の淡い色と後宮のカラフル色

舞台は中国を思わせるような架空の国です。

広大で険しい自然が淡い色で描かれ、遠くの山はまるで水墨画のよう。

しかし、後宮では色合いがガラっと変わります。

朱色が印象的な建物、国中から集まったお妃候補の色鮮やかな衣服は、見ているだけで華やぎます。

 

キュッとせつなくなる結末

この物語のメインはなんといっても、主人公・銀河と皇帝の恋模様です。

銀河は田舎育ちの素朴な子どもだったのですが、お妃を目指して後宮で暮らしていくうちに、どんどん女性らしさが増していきます。

お妃修行の成果?とは思えないのですが、恋する女子の変化が甘酸っぱく描かれています。

そして、国を背負った皇帝との恋だからこその切なさは、何度見ても胸がチクチクするような気持ちになります。

 

原作の「後宮小説」も読むと理解が深まる

このアニメの感想を見ていると、原作の「後宮小説」を先に知っている方も多いようです。

私は未読なのですが、後宮内の様子やキャラクターはアニメよりもさらに詳しく書かれているそうです。

テレビ放映ということで変更された設定もあるようなので、合わせて読むとより楽しめそうですね。

また、原作者の酒見賢一さんは、他にも中国史をもとにした小説を書かれているので、チェックしてみようと思います。


 

まとめ:中華ファンタジー好きにはたまらない

以前、こちらの記事で紹介した十二国記シリーズもですが、私は中華ファンタジー系の作品が好きなようです。

民族衣装のような独特の形・色合いを見ているだけで楽しいし、架空の国の設定にもワクワクします。

あ、でもファンタジーじゃなくても好きだな。

キングダムも最新刊が待ち遠しいくらいハマっているので。

プリンセス系はもちろん、ファンタジー好き、歴史系が好きな方にも楽しんでもらえると思うので、ぜひ一度見てみてくださいね。


 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です