こんにちは らっこです。
昔、母にこんなこと言われたなーと、ふと思い出しまして…
「またそれ?」
「飽きないねぇ」
たぶん、幼稚園ぐらいだったと思います。
そのころの我が家には、定期的に祖父母から荷物が届いていました。
祖母は荷物をロープでぎっちぎちに縛るので、私ではほどくことが出来ず、母に「はやく開けてよー」と急かしていました。
ダンボールを開いてみると、米、じゃがいも・人参・とうもろこし・トマト・キュウリなどなど季節の野菜、ポッキーやガムといったスナック類。
そして、アニメを録画したビデオテープ。
アニメは毎回伯父が録画してくれていて、私はお菓子よりもこっちの方が楽しみでした。
年に数回はもらっていたので、家には50本くらいビデオがあったと思います。
それなのになぜなんだろう。
せっかくの新しいビデオなのに、見るのはほぼ1回のみ。
そして、お気に入りのビデオ2、3本だけをリピート再生し続ける私。
うん。
もったいなくないか?
時間とか、ほかのビデオとかさ。
今になってみれば、色々見ていたらもっと興味の幅が広がったのかな~と思うんですけど。
そのころの私にすれば、余計なお世話。
実際、母に他のビデオを再生されて「ちぇっ いつものがいいのに」とそっぽ向いていましたし。
そういえば、見すぎてテープが擦り切れちゃって泣いてたんだよなぁ。
と、こんなことをなぜ考えていたのかというと。
最近ですね。
親戚の子供と遊んだのですが、とあるディズニー映画を永遠リピートしている場面に遭遇したんです。
ずーっとずーっと同じ場面にくぎづけ。
終わったと思ったら、今度はずーーっとずーーっと同じ遊び。
ハンバーガー10回以上作ったよ…(もちろんおもちゃ)
そんなこんなで疲れ果てながら、「あれ?この感じ知ってる」なんて自分のことを思い返してみたわけです。
ちなみに私が当時ハマっていたのがこちらの3本。
トムとジェリー
見すぎてテープが擦り切れギャン泣きした作品がこれ。
ベタですが、動きだけで楽しめるので子供がハマる定番かもしれないですね。
好きなキャラクターは『台所戦争』に出てくるネズミ孤児院から来た赤ちゃんネズミ。
オムツ姿がもだえるほどの愛くるしさなので是非見てほしい。
※トムジェリはアカデミー短編賞の常連で、『台所戦争』も受賞作。
ダンボ
他のディズニー系には一切の興味を示さなかったが、唯一ハマったのがこちら。
ダンボがとにかく丸くて可愛い。
幼い私は夢中で「ダンボ」「ダンボ」言ってた。
のちにランドのアトラクションをテレビで見るが、機械的なダンボにショックを受ける。
パンダコパンダ
日本アニメの定番ですね。
上の2作品と同じく、まるまるとしたキャラクターがお気に入りだったと思われる。
主人公のミミ子みたいに背中にパンちゃんを乗せたかったなぁ。
大人になってから見た映画や読んだ小説。
よっぽどじゃないと「もう一度!」とはならないですよね。
今はミステリーやサスペンスが好きなこともあり、結末を知っているから興味がわかないというのも ありますが…。
あのころのブレない執着心もなんだかいい思い出です。
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