【ベストセラー】『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』の感想・レビュー 失敗は逆転するための第一歩!

こんばんは。らっこです。

 

最近読んだ図鑑でお気に入りの一文があります。

「失敗は決して恥ずかしいことではない!!」

なんて勇気の出る言葉なんでしょう。こんな風に思えたらきっと今より生きやすくなるはずです。

とはいえ、

  • 人と話しても変なこと言って困らせてしまうし…
  • バイトも続かないなんて失敗人生だ…

と、前向きに考えられない人もいるかと思います。

そんな方に今回紹介したいのが文響社発行の『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』です。

 

 

登場人物は全て偉人と呼ばれる人たちで、世間的には成功者として知られています。

しかし、普通の伝記には描かれていない失敗ストーリーもたくさんあるんです。

ヘコんでいじけそうなときにぴったりなこの図鑑。ぜひ一度手に取ってみてください。

小学生から大人まで家族みんなで楽しめますよ。


失敗図鑑ってどんな図鑑なの?あらすじは?

世の中に大きな功績を残した偉人たちは、その成果にたどり着くまでに数えきれないほどの失敗を重ねています。

むしろ、失敗の方が多かったと言っても過言ではありません。

失敗図鑑では偉人たちがどんな失敗をして、それを糧にどうやって逆転人生を手に入れたかを紹介しています。

ここまで読んで「偉人と自分じゃレベルが違うよ…参考になるの?」なーんて思ったかもしれません。

でも大丈夫!!

偉人たちだって、意外と私たち凡人と同じような失敗を繰り返していたんです。

だから私たちも、普段の行動をちょっと工夫して輝かしい未来を掴みとりましょう!

 

失敗図鑑に登場する偉人たちは24組

この図鑑に登場するのは総勢24組の偉人たち。

  1. ライト兄弟
  2. 二宮尊徳
  3. ココ・シャネル
  4. ダリ
  5. ベーブ・ルース
  6. 夏目漱石
  7. フロイト
  8. 与謝野晶子
  9. ベートーヴェン
  10. スティーブ・ジョブズ
  11. 手塚治虫
  12. アインシュタイン
  13. オードリー・ヘプバーン
  14. 孔子
  15. ノーベル
  16. ドストエフスキー
  17. ピカソ
  18. 野口英世
  19. 黒澤明
  20. ダーウィン
  21. マッカーサー
  22. ウォルト・ディズニー
  23. カーネル・サンダース
  24. お父さん・お母さん

何をしたか詳しくは知らなくても「名前だけは知ってる!」という方も多いのではないでしょうか。

注目は最後の24組目…

誰にとっても自分を育ててくれたお父さん・お母さんは偉大ですよね。

でも、ついつい子供のことだけを考えて愛しすぎるもの…。

そんなちょっぴりほろりとする失敗が登場するのも、この図鑑の魅力の1つです。

 

失敗図鑑の見どころ・おすすめポイントを紹介

自分にも見覚えのある恥ずかしい失敗の数々

  • 成功にしがみつく ライト兄弟
  • 正直すぎて炎上した 与謝野晶子
  • 理想が高すぎる 孔子

うん。私も過去にこんな失敗したことあるなぁ。

自分の身の丈に合ってない理想を語ったり…

はっきり言うのが私の良いところ!なんて言い張ったり…

 

あぁ恥ずかしい。

 

この図鑑が読む人の心を揺らすのは、失敗してしまったときの心情を描いているからなんです。

これは偉人・凡人関係なく人間ならみんな共感できるのではないでしょうか。

こっ恥ずかしくなったとしても本を閉じてはいけませんよ。

読み進めていけば、「恥ずかしい失敗だって糧になる!」という気付きがあるはずです。

 

子供にぜひ読んでほしいし、読書感想文にぴったり

この図鑑は大人はもちろん、小学生のお子さんでも読みやすいと思います。

難しい漢字は使用されていませんし、出てくる漢字には全てルビがふってあります。

伝記の1つとしても読めるのですが、実は「人との関わり方」について深く学習できると思いました。

これからを生きる子供たちはネット・SNSが当たり前で、昭和生まれの私よりも周囲の人の目が気になる世代です。

だからこそ、この本を読んでちょっと心を軽くしてほしい。

まさにこのセリフ!!

周りの友だちと違う行動をしたとしても「べつに、いいんじゃね?」を思い出してほしいんです。

このように長い人生を少しでも楽しく過ごすためのヒントが、この図鑑には詰まっているのでじっくり読み進めてほしいなぁと思います。

 

まとめ

失敗図鑑を読んで一番感じるのは、偉人たちも特別な人間なんかでは無かったということ。

私たちと同じように悩み・怒り・迷い・泣いて生きてきたんです。

現代に生きる私たちは、偉人から学べるラッキーな世代なのかもしれません。

  • 人付き合いが苦手な人
  • 今少し落ち込んでいる人
  • 周りが羨ましくてたまらない人

こんな方には特に心に突き刺さる一冊になるはずです。

ぜひ一度手に取ってみてくださいね。

 


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