こんにちは。らっこです。
腰まわりがとにかく痒くてたまらない。
なんて経験はありませんか?
とても恥ずかしいのですが、私はダニに噛まれたことがあります。
あれはそう…むしむししていた梅雨時期でしたね。
ぷくっと小さな発疹のくせに、激しく痒い!とにかく痒い!
ムヒをいくら塗ろうが、氷で冷やそうが、10秒もすればムズムズ痒みがやってくる。
病院嫌いの私は、自力で治そうと1週間くらい頑張ったのですが、全く無意味でした。
結局、皮膚科でもらった薬で治したのですが、完治まで1ヶ月はかかったように思います。
虫!大嫌い!!
そんな私が、「げっ」と思いながらも最後まで読んでしまったのが『家の中のすごい生きもの図鑑』です。
すごい生きものという題名ですが、出会って嬉しい生きものは全く登場しません。
どちらかといえば、家では遭遇したくない生きもののオンパレードです。
「ちょっと掃除さぼっちゃったけど、まぁいっか~」なんて思っている方には恐怖の図鑑となるでしょう。
あなたの横にはどんな生きものが潜んでいるのか、ぜひ確認してみてください。
もくじ
これってどんな図鑑なの?
人間の家を間借りしている生きものに注目した図鑑
ゴキブリ・カ・ハエ・ダニ・ガ・シラミ・ノミのような虫たち。
ネズミ・ハクビシン・アライグマのような動物たち。
彼らは人間の家に勝手に住み着く生きものです。
その数約64種。
多くないですか?
私の家はマンションなので、さすがに動物はいないと思うんですよね。
でもムシ系だけで考えたら…5種類はいてもおかしくないのかも??
なーんてムシたちとの同居に気付いてしまう、ある意味絶望の図鑑です。
『家の中のすごい生きもの図鑑』の見どころ
ムシたちのゆる~い関西弁になごむ
「暖房の効いてる温かい部屋が大好きや」byチャバネゴキブリさん
「腐った果物が大好物!アルコールに目がないんや」byキイロショウジョウバエさん
「体長の100倍以上は跳ぶで」byネコノミさん
彼らってたぶん害虫だと思うんですが、この本では不思議と癒しを感じます。
その理由は、関西弁とイラスト。
生きもの本人が関西弁で生態を解説してくれるので、面白みが増しているのでしょう。
そして、絶妙に気持ち悪さを排除できているイラスト。
ページによっては「あら、可愛い」とすら思ってしまいます。
あらゆる隙間を掃除したくなる衝動
知りたくなかった事実。
思った以上に彼らは私達の空間に入り込んでいます。
しかも、かなり悠々自適な生活を送っている模様。
畳だけでも3種類が住み着いているんですって!
「ツメダニ!ケケガコナダニ!ヒラタチャタテまでいるなんて聞いてない!」
この図鑑を見ると思わず叫びたくなるくらい、彼らの気配にぞぞっと寒気がします。
読み終えたらすぐに掃除機をかけたくなることでしょう。
生きものの意外な生態の数々
ここまで嫌だ嫌だと言い続けていたのですが…
「えっそうなの?」と意外に思うエピソードも多く紹介されています。
中でも驚いたのがチャバネゴキブリです。
病気を運んでいるとか、ばい菌だらけなイメージありましたよね。
でも本当のところは、特に害はなし!
食中毒がおきるのだって、ゴキブリには何の罪もないそうです。
イメージだけで人間が悪く言いすぎていたんですね。
まぁ、分かっても飛んでいるゴキブリは気持ち悪くて仕方ないのですが…。
この図鑑で私が「あっ」と思ったこと
蚊にまぶたを刺されるのには理由がある
寝ているときに、よく顔を刺されるのが不思議だったんですよね。
それもそのはず、私達の息(炭酸ガス)を目印に蚊はやってくるそうです。
解決策としては、プッシュ式の虫よけをしてから寝ることでしょうか。
ただ、ここでさらに疑問に思ったのは「なぜ私だけ刺されるのか」ということ。
家族の中でも私ばっかり刺されるんです。
その答えは見つからなかったので、それは別の図鑑で調べてみようと思います。
まとめ:普通の掃除じゃムシ駆逐できない
この図鑑を読み終えて気付きました。
日頃の掃除くらいじゃこまめにやっても全然追いつかないことに。
たぶんバルサンに頑張ってもらってやっとではないでしょうか。
毎月毎月大掃除するわけにもいきませんし、ある意味知らない方が幸せだったのかも?しれません。
あなたの家はどうでしょうか。
ぜひこの図鑑を見ながら、ムシたちの住みかを探してみてください。
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